単腎症と水腎症
初めての検査は1ヶ月検診の1週間前。
まだ、新生児のころ。
このときはまだ、
くびもすわってないということで
検査は検尿とエコーだけ。
検尿はこういう採尿バッグをおしっこの出るところに取り付けまして
小児用採尿袋セット(男女児兼用採尿袋8枚+スピッツ管1本+採尿スポイト1本)
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オムツを履かせて待機していると…
息子はおしっこをすることなく
1時間ほど眠ってしまいました。
息子が目覚めてしばらくすると、
採尿バッグの中におしっこが!
これを試験管に移して採尿完了です。
続いてエコー検査へ。
腎臓のあたりを入念に診ている様子ですが、こちらでは特に説明をしてくれるわけでもなく淡々と進みました。
こうして検査結果が揃ったら
担当医の先生とのお話の時間。
息子の病気について
絵に描いて丁寧に説明を受けました。
まず、右の腎臓がないこと。
生まれつきひとつしか腎臓がないことを
先天性単腎症というらしい。
そして、右側の腎臓があるはずの場所に何かがあるとのこと。
水がたまっているという言い方もされていたような、のう胞と言っていたような。
今後それが悪さをしないように経過を見ていくらしい。
まぁたぶん吸収されて
なくなっていくだろうとのことでした。
それから左側の腎臓はというと、
ステージ1の水腎症。
腎臓に尿が溜まっているとのこと。
症状が進むと投薬や手術、さらに悪化すると透析になることもあるらしい。
こちらも1歳ごろには治ることも多いそうで、経過を見ていきましょう!
そう言われました。
このとき、気をつけるように言われたのが高熱が出たとき。
せきや鼻水などあきらかに風邪の症状があるときは大丈夫なのですが、
原因不明の場合は
すぐにかかりつけの小児科で検尿をしてもらうように言われました。
おしっこの通り道で感染が起こっていたり、腎臓におしっこが逆流したりして腎臓にダメージを与えることを防ぐためです。
なにせひとつしかない腎臓ですから。
最後に全身をよーく見てもらって
「他に奇形はないですね!」
といわれたときには、うちの子奇形なのかぁとしみじみ。
こうしてはじめて
我が子の病名がわかったのでした。